フランス当局によると、ダブリン発ローマ行きのエアリンガス便(乗客151人)は木曜朝、爆破脅迫を受け、フランス北部のエブルー空軍基地にダイバートした。1,3,4
このエアバス(Airbus)A320型機は飛行中に緊急事態を宣言し、軍の護衛下で着陸した。飛行場には爆発物処理班が待機していた。乗客全員と乗員6人は安全な場所に避難した。今回のダイバートは、今週欧州各地の便に混乱をもたらしている一連の爆破脅迫に加わったものだが、当局は犯人を特定しておらず、犯行声明も出ていない。1,4
当該機はダブリン発ローマ行きEI402便として運航されていた。木曜朝にアイルランド(Ireland)を出発し、飛行追跡サイトFlightradar24によると、パリ(Paris)付近で進路を変え、飛行中の緊急事態を宣言した後にエブルー上空を旋回した。エブルーはパリの西方にあり、エアリンガスは声明で目的地をノルマンディー(Normandy)と説明した。1,4
フランス空軍は木曜日に「脅威が報告され次第、航空機を派遣した」と発表した。さらに「当該機はダイバートし、パリ西方のエブルー飛行場へ護衛中だ」と付け加えた。4
セバスチャン・ルコルニュ(Sebastien Lecornu)首相府は、空港に爆発物処理班が配置され、エアリンガスの乗客151人と乗員6人が安全な場所に移されたと発表した。4
エアリンガスは、ダブリン発ローマ行きEI402便が「今朝、安全上の予防措置としてノルマンディーにダイバートした」と確認した。同社はさらに「当便は安全に着陸し、エアリンガスはお客様をできるだけ早く最終目的地にお連れできるよう対応する」と付け加えた。1
別件では、ミラノ(Milan)発ワルシャワ(Warsaw)行きのウィズエアー(Wizz Air)便も緊急事態を宣言し、オーストリア(Austria)のウィーン(Vienna)にダイバートした。当該便に関する爆破脅迫の報告はなく、ダイバートの理由は不明だ。1
ブルガリア(Bulgaria)も木曜日に混乱を報告し、地元メディアによると、3機が爆破脅迫のために緊急着陸を要請したという。4
今回の事案は、火曜日に欧州便を狙ったとみられる一連の爆破脅迫の数日後に起きた。BBCは、英国(UK)発2便を含む欧州の8便が脅迫の対象となり、別に7機が脅迫を受けて捜索されたと伝えた。捜索の結果、いずれの機体からも爆発物は見つからなかった。アルジャジーラ(Al Jazeera)は、火曜日に欧州の複数の便が標的となり、緊急捜索が行われ、ワルシャワ郊外の空港が一時閉鎖され、イタリア空軍(Italian Air Force)がライアンエアー(Ryanair)機をローマまで護衛したと伝えた。1,4
火曜日の便のうち2便は英国発で、1便はマンチェスター(Manchester)発でムルシア(Murcia)、スペイン(Spain)に着陸し、もう1便はロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow)発ワルシャワ行きでポーランド(Poland)に向かう便だった。BBCがローマ市内のフィウミチーノ(Fiumicino)空港関係者の話として伝えたところでは、ダブリン発とリスボン(Lisbon)発のライアンエアー2便は匿名の情報を受けてローマ着陸後に捜索されたが、爆発物は見つからなかった。関係者によると、警察の爆発物処理専門家が乗客と乗員の安全確保のための標準的な保安手順を実施し、その後警報は解除されたという。1
英国政府はこれらの事案を「悪意のある虚偽の脅迫」と表現した。エアリンガスは、ダブリン・ローマ便の乗客を最終目的地に運ぶために対応すると述べた。1